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認定看護師の紹介
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脳卒中看護認定看護師
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渡辺 大 わたなべ だい看護師
- 認定
- 2018年第26回認定看護師認定審査合格
熊本保健科学大学キャリア教育研修センター認定看護師教育課程「脳卒中リハビリテーション看護分野」を修了後、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師(A課程)の資格を取得しました。現在は、看護師特定行為研修を修了後、認定看護師移行手続きを行い、脳卒中看護認定看護師(B課程:特定認定看護師)として活動しています。
脳卒中看護認定看護師に期待される主な能力は、「重篤化回避のためのモニタリングとケア」「早期離床と生活の再構築に向けた支援」「在宅での生活を視野に入れたケアマネジメントと意思決定支援」が挙げられます。
脳卒中は脳の血管が破れたり、詰まったりして起こる脳の病気の総称であり、損傷を受けた部位により、意識障害や麻痺、言語障害、摂食嚥下障害、高次脳機能障害など多彩な症状を呈します。突然発症により、患者本人のみならず患者を支える家族は、心理的な動揺や、さまざまな役割の変更を余儀なくされる深刻な病気です。このような状況に置かれた、患者やその家族を支えるため、脳卒中医療では、患者・家族を中心としたチーム医療が重要になります。
私は、脳神経外科病棟に所属し、急性期から患者の社会復帰に向けたプロセスを支援しています。現在は、摂食嚥下障害を呈した患者に対する摂食機能療法の実践や、医師・認定看護師・管理栄養士・セラピスト・薬剤師で構成された摂食嚥下支援チームによる、機能維持・回復に向けたカンファレンスの実施に力を入れています。
脳卒中の急性期・回復期・維持期(生活期)における一貫した看護の視点を持ち、自施設さらには地域に向け、質の高い医療と地域連携を推進するため、多職種と協働し、チームの一員として役割を果たしていきたいと思います。脳卒中看護に関する、ご質問や、研修会の依頼等ありましたら、お気軽にご相談ください。
慢性心不全看護認定看護師
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吉岡 靖之 よしおか やすゆき主任看護師
- 認定
- 2015年第23回認定看護師認定審査合格
平成26年10月から平成27年3月までの半年間、北里大学看護キャリア開発・研究センターにおいて、慢性心不全看護認定看護師教育課程を修了し、日本看護協会による認定審査試験を経て、無事に資格を取得することが出来ました。
慢性心不全は、心筋梗塞や弁膜症、心筋症などのあらゆる心臓疾患の末期像になります。わが国における心不全患者の数は、推定160万人といわれており、高齢化とともにその数は増加傾向にあります。慢性心不全患者の身体的特徴は、基礎疾患が多様、複数のリスクファクターを有している、複数の薬物療法をうけている、再入院率が高いなどがあります。教育課程では、急性心不全・慢性心不全の治療から、心不全が起こりやすいとされるさまざまな状態・症状に関する専門的知識や、患者のセルフケア能力を高める技術を学ぶことが出来ました。
今回の過程で得た知識、技術を生かして、心不全患者の対象特性と心不全の病態に応じた生活調整をしていきたいと思います。心不全ケアのことで、ご質問やご相談等ありましたらお気軽にお尋ね下さい。緩和ケア認定看護師
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松本 里美 まつもと さとみ看護師
- 認定
- 2015年第23回認定看護師認定審査合格
「緩和ケア」という言葉にどのようなイメージを持たれますか?「終末期」とか「がんの末期」などとイメージされる方がまだ多いようです。ですが、緩和ケアは終末期だけのケアではありません。例えば、がんの告知から治療等、療養生活における様々なお悩みを患者さんとご家族の意向を尊重しながら、専門的な立場でご相談に応じて援助いたします。新型コロナウイルス感染症の流行により、病院では面会が制限され入院中にご家族と会えない患者さんの不安の声が多く聞かれます。入院や外来だけが緩和ケアの提供の場ではありません。在宅であっても安心して療養生活を送っていただけるように、医師と看護師だけでなく、ソーシャルワーカー、公認心理師、薬剤師、理学療法士など様々な職種や地域と連携を図りながら、医療、介護、福祉のご提案やサポートをさせていただきます。
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患者さん、ご家族の不安や心配などのご相談に応じております。一人で悩まず、お気軽にお声をかけて下さい。
集中ケア認定看護師
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井上 千聖 いのうえ ちさと看護師
- 認定
- 2015年第23回認定看護師認定審査合格
平成27年に集中ケア認定看護師の資格を取得しました。集中ケア認定看護師の役割には、①重症集中ケア領域における看護実践、②指導、③相談の3つがあります。私はこれらの役割を担うことで、患者さんが望むQOL(生活の質)を獲得するための回復支援をしていきたいと考えています。QOLの向上を目指した支援体制には、患者・家族と医療チームの相互が信頼関係を構築し、入院もしくは病気の発症の初期から実現可能な目標を定め、前に進めていくことが大切になります。チーム医療の機能を十分に活かし、各分野と協働と連携を図りながら多角的なサポートに努め、皆様方の希望に添えるよう、精一杯努力してまいります。
現在、私はNST(栄養サポートチーム)の専任スタッフとして活動しています。医師や管理栄養士、薬剤師やリハビリスタッフ・臨床検査技師といった多職種で連携する強みを活かし、対象の患者さまに対する栄養改善・維持・強化への支援をさせていただきます。
日々“まごころ”を心掛けて活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。集中ケア認定看護師
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中川 真佐美 なかがわ まさみ看護師
- 認定
- 2013年第21回認定看護師認定審査合格
私は、2011年7月~2012年1月の西南女学院大学集中ケア認定看護師過程を終了後、日本看護協会の認定審査に合格し、「集中ケア」認定看護師の資格を取得しました。集中ケア認定看護師の役割は、生命の危機にある患者さんの病態の変化を予測し重篤化の回避、急性期から退院後のQOL(生活の質)に目を向けて、患者さんやご家族が安全で安心できる看護ケアを提供することです。
私は、現在循環器疾患を主体とした急性期病棟に所属しています。生命の危機状態に陥り、医療機器や特殊な薬剤の補助を受けながら治療が必要な患者さんも多く、集中ケア認定看護師が担う役割の重要性を感じています。また、病棟業務とは別に、RST(呼吸サポートチーム)の一員として活動しています。院内の横断的組織で、院内の呼吸ケアの質の向上を目標に、人工呼吸器を装着している患者さんを対象に毎週のラウンドを行っています。
「今できる医療の最善を提供する」これが私の座右の銘です。新人の頃と同じように患者さんが元気になり、退院を迎えた時の笑顔をみることが、私の看護師としての至福の時です。この気持ちを看護師みなさんに感じてもらえたらと願いながら、病院全体の看護の質の向上に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
これからもご指導、ご鞭撻よろしくお願い致します。緩和ケア認定看護師
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秋庭 美幸 あきば みゆき訪問看護ステーションなでしこ唐津管理者
- 認定
- 2012年第20回認定看護師認定審査合格
平成23年11月に久留米大学認定看護師教育課程を修了し、平成24年5月に日本看護協会による認定審査に合格し、緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。
緩和ケア認定看護師には、“生命を脅かす疾患による問題に直面しているその患者と家族に対して、早期から症状緩和に取り組み、生命・生活の質を改善する” という役割があります。多くの方は“緩和ケア”という言葉を聞くと、“がん末期の最後に受けるケア”だとイメージし、嫌厭(けんえん)する方が多くいらっしゃるのではないかと思います。しかし、がんは、日本人の2人に1人が罹り、3人に1人はがんで死亡すると言われ、生活習慣病と同じように身近な病気になってきています。ただ、身近になったとはいえ、“がんになったら、おしまいだ”と、診断されたその時から、患者さんやその家族の心には、計り知れない大きなショックが襲いかかってくるでしょう。だからこそ、がんと診断されたその時から、病期に関係なく、身体症状、心も同様、苦しみが少しでも和らげられるように緩和ケアが必要だと言われているのです。患者さんやその家族が病気と向き合い、その人らしい生活を続けていけるようにサポートしていきますので、ご質問・ご相談がありましたら、お気軽にお尋ね下さい。よろしくお願いします。がん化学療法看護認定看護師
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廣田 典子 ひろた のりこ化学療法室看護課長
- 認定
- 2012年第20回認定看護師認定審査合格
平成23年11月に久留米大学認定看護師教育課程を修了、平成24年5月にがん化学療法看護認定看護師を取得しました。主に、がん薬物療法(抗がん剤)を受ける方やご家族のサポートをしています。
がん薬物療法は、がん治療において重要な位置にあり、近年は、従来の抗がん剤や分子標的薬などに加え、免疫チェックポイント阻害剤という薬剤があります。治療と同時に予防できる副作用はしっかりと予防し、治療後は電話で体調確認を行っています。患者さんの生活の質と治療を支えるために、医師・薬剤師・管理栄養士・ソーシャルワーカーや他分野の認定看護師、訪問看護師等と連携し専門性を活かした医療を提供する体制を整えています。
また、化学療法室ではリウマチや炎症性腸疾患などの生物学的製剤による治療も積極的に取り組んでいます。
ご質問やご相談などございましたらお気軽にお尋ね下さい。感染管理認定看護師
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中村 あすか なかむら あすか主任看護師
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- 2011年第19回認定看護師認定審査合格
平成22年11月に日本赤十字看護大学 看護実践・教育・研究フロンティアセンター認定看護師教育課程を修了し、平成23年6月に感染管理認定看護師(以下ICNとする)を取得しました。当院では、平成22年の診療報酬改定後、同年4月より院内感染予防対策室を設置し、私は平成25年5月より専従として院内感染予防のために活動しています。
現在は、感染防止チーム(以下ICTとする)として、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職業感染防止を目的としたICTラウンドを週に1回実施し、現場の監視・指導・評価・改善を行なっています。
さらに、各部署にリンクナースを配置し、ICTとの連携をとれるようにしています。ICN2人で、感染対策を実際に行なう全職員へ感染に関する情報伝達や教育するのは困難なため、実際に現場にいるリンクナースの存在が重要だと考えています。ICTからの伝達を行なうだけでなくスタッフへの指導等ができるよう、毎月研修会を行いリンクナース育成にも力を入れています。感染管理認定看護師
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下尾 栄美 しもお えみ主任看護師
- 認定
- 2010年第18回認定看護師認定審査合格
平成22年2月に、山口県立大学看護研修センターの「感染管理認定看護師」教育課程を修了し、感染管理認定看護師資格を取得しました。当院では、平成22年4月に院内感染予防対策室が設置されました。“病院感染を減少させ、患者、面会者、医療従事者の安全を確保する”という目的のもと、3年間専従として活動を行いました。現在は、兼任でSSIサーベイランスに取り組んでいます。また、感染管理認定看護師による研修会開催などの活動を行っています。
今後も地域の施設との連携も図っていきたいと考えていますので、お気軽にお声をおかけ下さい。皮膚・排泄ケア認定看護師
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三原 志能婦 みはら しのぶリーダー看護師
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- 2010年第18回認定看護師認定審査合格
平成22年5月より、褥瘡対策の専従として活動しています。医師や看護師・多職種・センター内の施設看護師で構成されたスキンケア委員会と連携して「褥瘡リスクアセスメントの強化」や「スキン-テア」、「医療関連機器圧迫創傷」予防に努めています。褥瘡治療では褥瘡専任医師の外科医と褥瘡回診を行い、エビデンスに基づいた創傷管理を意識し治療に関わっています。
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3月に、済生会福岡総合病院主催の令和4年度特定行為研修を修了しました。入院だけでなく外来や在宅にもスキルを活かしていければと思います。
また、外科外来看護師と共にストーマ外来を担当しています。ストーマ(人工肛門)手術の手術前から手術後の相談や退院後のストーマケアなど、病棟・外来と共に連携しながら患者さんが安心して生活できるように努めています。
今年度は地域に向けた研修会のご案内や出張講義、在宅訪問なども少しずつ再開したいと考えております。何かお困りの際は、お気軽にご相談ください。皮膚・排泄ケア認定看護師
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井上 房代 いのうえ ふさよ入退院支援室室長
- 認定
- 2009年第17回認定看護師認定審査合格
皮膚・排泄ケア認定看護師の井上です。2009年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得し、2014年、2019年に更新しました。現在、入退院支援室で勤務しており、患者さんの退院後を想像しながら、皮膚・排泄ケア認定看護師としての強みを活かし、褥瘡やストーマケアについては退院後訪問指導等を行っています。病院でなくても、適切な処置やケアを在宅療養の現場へ引き継げば、褥瘡は改善し重症化の予防を可能にする事ができます。また、施設への訪問指導は施設職員の不安の軽減だけでなく、地域施設の医療・介護の質向上に繋がっています。
コロナ禍で2004年から開催していた地域に向けた研修会は全て休止していました。その間、褥瘡・ストーマの患者さんについては「退院前のカンファレンス」を活用して、本人・家族・在宅ケアスタッフへケア方法を具体的に説明し、退院後の不安軽減に努めています。
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今後も地域との連携を深め、継続的な役割が果たせるように努めて参ります。お困りなことやご相談などいつでもお気軽に連絡いただければと思っています。
カンファレンスの様子 指導場面
〒847-0852 佐賀県唐津市元旗町817 済生会唐津病院 看護部長 岩﨑理佳 電話 0955-73-3175(代表) |
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