済生会の概要
済生会第6代総裁 秋篠宮皇嗣殿下
秋篠宮皇嗣殿下は、平成25年4月1日付で社会福祉法人恩賜財団済生会の第6代総裁に就任されました。
済生会は明治天皇が生活困窮者を救済するために明治44年に創設されました。総裁には代々、皇族方を推戴し、初代総裁は伏見宮貞愛親王、第2代は閑院宮載仁親王、第3代は高松宮宣仁親王、第4代は高松宮喜久子妃、第5代は寬仁親王です。寬仁親王が前年6月6日薨去されたことから、本会は最も古い恩賜財団としての歴史を踏まえて、秋篠宮皇嗣殿下にご就任をお願いしご承諾いただきました。
済生会小史
明治44年2月11日、明治天皇は、時の総理大臣桂太郎を召されて「恵まれない人々のために施薬救療による済生の道を広めるように」との済生勅語に添えて、お手元金150万円を下賜されました。桂総理は、この御下賜金を基金として全国の官民から寄付金を募って、同年5月30日恩賜財団済生会を創立しました。
以来今日まで113年、社会経済情勢の変化に伴い、存廃の窮地を乗り越えるなど幾多の変遷を経ながらも、本会は「施薬救療」という創立の精神を引き継いで保健・医療・福祉の充実・発展に必要な諸事業に取り組んできました。
戦後、昭和26年に公的医療機関の指定、同27年に社会法人の認可を受け、現在、社会福祉法人恩賜財団済生会となっています。
総 裁:秋篠宮皇嗣殿下
会 長 : 潮谷 義子
理事長:炭谷 茂
本部=東京 支部=40都道府県
病 院 | 83 | 看護師養成施設 | 7 |
診療所 | 20 | 訪問看護ステーション | 66 |
介護老人保健施設 | 28 | 地域包括支援センター | 31 |
救護施設 | 1 | 地域生活定着支援センター | 5 |
児童福祉施設 | 25 | その他 | 9 |
老人福祉施設 | 119 | 介護医療院 | 2 |
障害者福祉施設 | 9 | 合計 | 405 |
(数字は令和5年度)
さらに巡回診療船「済生丸」が瀬戸内海の58島の診療活動に携わっている。職員数は全国で約6万6000人。
私たち済生会人としては、歴史と伝統の中で培った「済生」の心をしっかりと抱きしめ、地域に生きる人たちの命を支え、健やかな体がはぐくまれるよう、これからも力の限り務めを果たしていこうと日々決意を新たにしております。
済生会紋章の由来
初代総裁 伏見宮貞愛親王(ふしみのみやさだなるしんのう)殿下は、創立当時、済生会の事業についてのお心を次のような「撫子の歌」としてお詠みになりました。それにちなんで、いつの世にもその趣旨を忘れないようにと、撫子の花に露をあしらったものが、大正元年(1912)から済生会の紋章となっています。
インフォメーションInformation
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- 内科・消化器内科・神経内科・循環器内科・糖尿病内科・腎臓内科・外科・呼吸器外科・消化器外科・乳腺外科・血管外科・整形外科・脳神経外科・リウマチ科・耳鼻咽喉科・呼吸器科・放射線科・麻酔科・リハビリテーション科
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- (午後の部) 14:00~17:00
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- 【受付時間】 8:30~10:30
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- ※急患の場合はこの限りではありません
- [面会時間]
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