社会福祉法人 恩賜財団 済生会唐津病院

手術室

　当手術室は、外科・乳腺外科・血管外科・呼吸器外科・整形外科・脳神経外科など、年間約1,000症例以上の手術を行っています。あらかじめ計画された予定手術だけでなく、日帰り手術や緊急手術に対応できる体制を整備しています。各科医師、麻酔科医師、手術看護師、臨床工学技師ら、医療チーム一丸となって手術を受けるすべての患者さんとそのご家族が、安全で安心できる医療提供を目指しています。

　手術室環境は、高度清潔区域（バイオクリーンルーム）1室を含む5室を備えています。手術症例は、人工関節手術、鏡視下手術、血管病変に対するカテーテル治療や脳室内の高繊細な画像描出により病変部位への的確な手術操作を可能とする、最新機器を用いた脳外科手術のほか、脳梗塞発症後の脳血管カテーテル治療を積極的に行っています。

　全身麻酔での手術を受けられる患者さんに対しては、手術決定後に患者用パスまたはDVDによる術前説明を取り入れています。説明内容は、手術をされる患者さんだけでなく、ご家族の皆様にもわかりやすい内容としております。

　また、入院後、麻酔科医による術前診察や術後の疼痛管理チームが活動を行っております。麻酔に関する事、術後の痛みに関する事など、術前に不安な点がありましたら、是非お声かけ下さい。

　手術室では、周術期看護の充実を図る目的で、手術室看護師が術前・術後に対象患者さんを訪問させていただいております。患者さん、家族が安心して手術に臨めるよう、お手伝いさせていただきます。また、術後訪問では、患者さんから直接ご意見・ご感想を伺い、貴重な意見をもとに看護ケアの質改善に取り組んでいます。

　地域の皆様の想いに寄り添い、選ばれる手術室を目指すとともに、スタッフ一同尽力しますので、お気軽にお声かけください。